2021/05/01 02:23
こんばんは。
洋酒専門店 Liquor Tの 高寺 です。
遅掛けに申し訳ございません。
新規導入商品の説明書いているだけで1時間もかかってしまいました。。。
そしてこの記事も更に1時間かけて書いています・・・
本日のご紹介は
【 アイラストーム 700ml(alc 40度) 】当店価格 2,500円(税込)
こちらはヴィンテージ・モルト・ウイスキー社の姉妹会社となる、
ザ・ハイランド&アイランズスコッチウイスキーカンパニーからリリースされています。
ここは蒸溜所非公開のボトルばかり扱っている会社なのです。
「フィンラガン」「アイリーク(イーラッハ)」など全てアイラ島産ということ以外
どこの蒸留所からのものということは解っていません。
このアイラストームに関しては熟成に「ホグスヘッド樽」が使われていることが分かっているようです。
アイラの蒸留所と言えば
・ボウモア
・アードベッグ
・ラフロイグ
・ラガヴーリン
・カリラ
・ブルックラディ
・ブナハーブン
・キルホーマン
・アードナホー
以上の9つの蒸留所です。
アイラストームが果たして1つの蒸留所のものなのか、
複数の蒸留所のブレンデッドモルトとなるのかもわかりません。
飲まれた方の解釈は
「ラガヴーリン」「カリラ」「ラフロイグ」「ボウモア」
これらが大半の見解となっております。
こういう予想を立てながらウイスキーを楽しむのも面白いですよね。
えっ?私の予想ですか?
残念ながら私の舌で正解は出ないと思います。
私は「ポートシャーロット」の少し若い熟成のものだと感じました。
まず、ボトルデザインは間違いなくこれです。
あとは割とヘビーピートな部分も似ていると思います。
(ポートシャーロットはラフロイグやボウモアと同値くらいのフェノール値です)
最後に、「ホグスヘッド樽」で熟成とのことですが、
ホグスヘッド樽の説明を以下にしましょう。
ホグスヘッド樽とは、バーボンバレルを一度解体して樽材を追加して組み直し、容量を増やしたものを指します。
容量は220~250リットルほどで、ウイスキーを詰めた樽の重さがおよそ豚一頭と同じであることから、その名がつけられたといわれています。
ポートシャーロットがホグスヘッドサイズなのかはわかりませんが、
以前記事に書いたようにスコッチの約90%近くはアメリカンホワイトオーク樽、
つまりバーボンの熟成に使用された樽なんですよね。
なので、蒸留所の製造に関わる人物でなければ、
ホグスヘッド樽を熟成に使用していると言われても正直解らないんですよね。
さて、こういった憶測もさることながら、
昨今の値上がりが激しいアイラモルトを3,000円以下で楽しめるのも魅力かと思います。
一人で飲んでも、みんなで飲んでも飲むだけでない楽しみも含んでいる、
「アイラストーム」
是非一度お試しください。
残念ながら送料等含めますと最安値とは行きませんでした。
力及ばず申し訳ございません。
とはいえ、一般市場価格よりお買い求めしやすいかと思います。
是非皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております。
それではおやすみなさい。
